

夏から秋に変わり、気温差が大きくなると体は順応が難しく、自律神経のバランスが乱れて体調不良を起こしやすくなります。
また、秋は食べ物がおいしい季節。食事量や飲酒量も増えやすくなります。
本格的に寒くなる前に身体の不調を整え、元気に過ごせるような習慣作りをしていきましょう。


□ 夏が終わって食欲が増した
□ 間食をよくする
□ 主食の量が多い
□ 野菜をあまり食べない

秋になって、食べ物がおいしい季節になりましたね。食欲のおもむくままに食べていませんか?食べ過ぎることで太ってしまい、生活習慣病を引き起こす原因となる内臓脂肪も蓄積されてしまいます。少しずつ、秋・冬太りを解消していきましょう。

[ 対策方法 ]
食事はゆっくり食べ、腹八分目にする
血糖値の急激な上昇を抑え、食べ過ぎを防ぎます。
肉類・脂物を減らして、魚・野菜中心の和食にする
中性脂肪やコレステロール値の上昇を防ぎ、動脈硬化の改善につながります。
夕食後の間食は控える
間食が増えることで血糖値が上昇し、過剰なエネルギー摂取になります。
夕食後就寝までに2時間は空ける
食後すぐに寝ることでエネルギーが消費されず、脂肪としてためこまれてしまいます。
□ 夏のあいだ、クーラーがよく効いた部屋で過ごした
□ 手先、足先がよく冷える
□ 湯船につかる習慣がない

体が冷えると体温が下がり、基礎代謝が低下します。基礎代謝が落ちると脂肪の燃えにくい体になったり、むくみや疲労感につながったりします。これから寒い季節になりますが、体温を上げるために、温活してみませんか?

[ 対策方法 ]
38~40℃の湯船に15分程度つかる
ぬるめのお湯につかることで体を芯から温め、自律神経を整えます。
手首、足首、首などの部位を冷やし過ぎない
太い血管がある場所を冷やすと全身が冷え、血流が滞りやすくなります。
根菜類・青魚・発酵食品(キムチ・納豆・味噌・ヨーグルト等)などの体を温める食材を食べる
腸内環境が整い、血行が促進され代謝がよくなります。

□ 運動の習慣がない
□ 一日の歩数は8000歩以下である
□ 移動は車が多い
□ 階段よりもエレベータ・エスカレータを使ってしまう
家にいることが多くなり、運動不足になっていませんか?実は秋・冬は寒さから体を守り、機能を維持するために、消費エネルギーは夏よりも高く、脂肪を燃焼しやすくなります。時間を作って運動することは大変ですが、日常生活の中でできることを少しずつ始めてみませんか。

[ 対策方法 ]
買い物に行く時は出入り口から離れた駐車場に停めて歩く
エレベータ・エスカレータではなく階段を使う
歩く距離を増やし、日常生活での活動量増加につながります。
大股を意識して歩く
大きな筋肉を使用するため消費カロリーの増加・筋力アップにつながります。
□ 毎日お酒を飲む
□ 食事と一緒ではなくお酒だけ飲んでしまう
□ 時間に歯止めをかけず飲んでしまう
□ 飲まないと寝られない
秋・冬はイベントも多く、お酒を飲む機会が多くなりますね。お酒の飲み過ぎは肝臓の機能が悪くなるだけではなく肝硬変を引き起こし、肝臓がんになるリスクが高くなります。また、大腸がん、乳がん、食道がんなどの他のがんの発症にもつながります。そうならないためにも、適切な量、正しい飲み方をして、健康的にお酒を楽しみましょう。アルコールの吸収・分解をゆっくり行い、肝臓に負担をかけないためにも、下記のことに気をつけましょう。

[ 対策方法 ]
食事と一緒にゆっくりと飲む
急激なアルコールの吸収をおさえ、肝臓の負担を減らします。
休肝日を作る
48時間以上アルコールを摂取しないことで肝臓を休ませることができます。
強いお酒は薄めて飲む
アルコール濃度の高いお酒は喉や胃腸の粘膜に強い刺激になります。粘膜への刺激は食道がんや胃がんのリスクを高めます。

1日当たりの適切な飲酒量 | ・ビール500ml缶1本 |
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定期的に「健康診断」を受けましょう!

治療するために大切なものです。
ぜひ健康診断を受けて自分の健康状態を知り、
日ごろから健康に気を配るように心がけてください。





医療法人 弘遠会 すずかけグループ
すずかけセントラル病院
健康管理センター
当院では保健師や管理栄養士から自分一人では思いつかない生活習慣改善の方法や正しい食事・運動内容を提案しています。保健指導というと一方的にされるものをイメージするかもしれませんが、減量や生活習慣改善について、続けられそうな方法を一緒に考え、サポートしています。ぜひ特定保健指導も受けてみてください。
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